
Fulfillment Thinking
フルフィルメント
シンキング(FT)
よく働き、よく生きるための、新しいビジネススキル
フルフィルメントシンキング(FT)は、成果のためだけではなく、“やりがい・夢中・誇り” といった充実感を味わいながら成果を出すための思考スキルです。
MBAが「成果を最大化するスキル」だとすれば、
FTは 「成果 × 充実感」 を両立させるスキル。
ポストGDP時代――経済的豊かさだけでなく “精神的な豊かさ” も求められる今、FTはビジネスパーソンはもちろんのこと、すべての世代に必要な普遍スキルです。


FTが生まれた背景
仕事で “成果 × 充実感” を同時に満たしている人は、いったい何が違うのか。
心からの充実を味わいながら成果を上げる人は、どのような能力を備えているのか。
10年以上にわたりビジネスと教育の現場を観察するなかで見えてきたのは、成果を出しつつイキイキと働く人は、MBAとは異なる“もう1つのスキル”を磨いているという事実でした。
そのスキルのエッセンスを言語化し、体系化したものが、フルフィルメントシンキング(FT) です。
FTは“精神論”でも“性格”でもありません。
誰もが学び、トレーニングによって身につけられる、再現性のある ビジネススキル です。
なぜ今、FTが必要なのか
社会も企業も、「ウェルビーイング」や「パーパスを軸にしたキャリア」へと、 いま大きく動き始めています。
一方で現場では、利益志向・成果主義・ゴール至上といった “いわゆるMBA的発想”をベースにした組織運営 ——施策、人事評価、マネジメントのあり方に至るまで——が中心にあります。
それ自体は、組織が成長するうえで引き続き重要な考え方です。
しかし、 その枠組みだけでは、ウェルビーイングやパーパスを軸に働きたい個人の視点を十分に活かしきれない という新たな限界も見え始めています。
これからの時代に必要なのは、 MBA的発想と、そこから一歩広げた“脱MBA的発想”を「両立」させること。
成果と充実をともに高めていくための、この“脱MBA的発想”を体系化した新しい視点こそ、FT(フルフィルメントシンキング) です。

Thought Leader in Fulfillment Thinking
フルフィルメントシンキング(FT)提唱者
Tomoko Katsurayama I 葛山智子
Beyond MBA

Three Skills
FTの3つのスキル
フルフィルメントシンキング(FT)は、「よりよく仕事をする」ためのビジネススキルであり、同時に 仕事を通じて“よく生きる”ことを実現するための思考スキル でもあります。
つまり “よく働き、よく生きる” を両立させるための、新しいビジネススキル と言えます。
成果を上げるだけでなく、やりがい・夢中・誇りといった 「充実感を味わいながら働く」ための思考の土台——それがFTです。
これは、経済指標だけで価値を測る時代を超えた、Post-GDP時代の“新しいビジネススキル” であり、以下の3つのスキルで構成されています。

01
視点の柔軟性
起きる出来事そのものは変えられません。
しかし、そこに どんな意味を与えるか は、私たちが柔軟に選ぶことができます。
この力は、物事を一方向から捉えるのではなく、状況を多角的に見直し、見方を切り替える力です。
このスキルがあることで、困難な出来事に直面しても、その意味を捉え直し、次の行動につながる 「チャンス」 として扱えることができます。

02
損得を超えた行動発想
ビジネスでは、多くの行動が「自分・自社・自部門にとって得かどうか」という損得ベースの発想から生まれます。
しかし、損得勘定だけを基準にした行動からは、“わくわく感” や “誇り” は生まれにくいもの。
このスキルは、「自分の利益」だけではなく、「誰かの喜びや役に立つこと」を行動の軸にできる力です。
この発想で行動を重ねることで、誇り・喜び・貢献実感といった、内側から湧き上がる自律的なモチベーションを維持することができます。

03
コントローラブル/
アンコントロールの見極め
多くの人は、つい 自分ではコントロールできないことに意識を向け、そこにエネルギーを消耗してしまいがちです。
しかし、それらは本来自分には変えられない領域であり、いくら考えても成果に結びつかないことがほとんどです。
このスキルは、自分が変えられる領域と変えられない領域を整理し、「変えられること」に集中する力です。
その結果、どこに力を注ぐべきかが明確になり、 本当に向かうべき方向へ力を集中できるようになります。

Fulfillment
FTがもたらす変化
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結果“だけ”ではなく、プロセスそのものに手応えが生まれる
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強みに焦点を当てることで、余計な力だけが抜け、手を抜かずに成果へ結びつけられる
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仕事が「義務」から、自分にとって“意味のある時間”へと変わる
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組織が 強く、しなやかで、持続的に成長するチーム へと進化する
キャリアは「成功」ではなく、“生き方”へ
いま、キャリアの定義は大きく変わりました。かつては、「ビジネスで成功し、経済的豊かさを手にすること」=キャリアという価値観が中心でした。しかし現代は、確実にこう動いています。
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キャリア=生き様・生き方そのもの
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キャリア=仕事も含め、よりよく生きること
つまりキャリアは、経済的豊かさ(Doing)だけでなく、精神的豊かさ(Being)も含めた概念へシフトしています。
この新しい時代に必要なのは、論理思考や戦略思考(=成果のためのスキル)だけではありません。
そこに “充実感を味わう力” が加わって、初めて人は 誇り・幸福感・自己効力感をともなう「よい働き方」 を実現できます。その“充実感を生む力”こそが FTスキルです。

FTの可能性
日本発、世界に届けるコンテンツとして
FTは、日本文化に息づく価値観(道を極める/プロセスを味わう/脱ゴール思考/二元調和/共存の精神)を礎としています。
華道・剣道・茶道に受け継がれる「プロセスの美学」を、現代の働き方に合わせて再編集した思考法とも言えます。
日本だからこそ育まれたこの智慧を、世界へ向けて発信していきたいと考えています。

子どもから大人まで、すべての世代に必要なスキル
FTの考え方の一部を子ども向けに再構成したものとして、SMILEプロジェクトがあります。
FTはビジネススキルとして生まれましたが、その本質は、未来を生きるすべての人に共通するもの。年齢や立場に関係なく、誰もが “よく働き、よく生きる” ための土台となるスキル——それが フルフィルメントシンキング(FT) です。


フルフィルメントシンキングの共創基盤
PAEモデル
パーパスが豊かさを生み、
その豊かさが未来へ循環していく社会 へ
―Purpose Alliance Economy(PAE)モデル―
パーパスを持つ人・企業・未来世代が連帯しながら循環する
新しい社会モデル


PAEモデルとは?
■ PAEモデルとは
PAE(Purpose Alliance Economy)モデルは、企業・個人・社会がそれぞれの 「パーパス(大切にしたい想い・価値観・信念)」 でつながり、その想いを“具体的な行動”として社会に還元し、価値創出する仕組みです。
経済価値だけでは測りきれない、社会的な豊かさの循環 を目指します。
PAEは、ポストGDP時代にふさわしい、循環型・未来創造型の新しい社会モデルとして構想されたプロトタイプ です。
■ パーパスとは
パーパスとは、損得や経済的合理性を超えた、「自分たちは何のために存在するのか」「どうありたいのか」 を示す価値基準です。
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個人にとっては “よりよく生きるための軸”
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企業にとっては “社会の中で果たしたい役割・存在意義” を意味します。
■ PAEモデルが目指す社会とは?
1人ひとりの “よい行動” や、企業の “パーパスに基づく取り組み” が社会に広がり、それがまた個人や企業に豊かさとして返ってくる——社会的な豊かさが循環する社会 を目指します。
■ PAEモデルにどのように参画できるのか?
・個人
FTなどの学習機会を通じて「よりよく生きる力」を高めていただきつつ、次世代(こどもたち)が“よりよく生きる力”を身につけるための学びの場を創出し、その推進に関与いただく。
・企業
FTに関連した教育・共創プロジェクトを多様な形でご支援いただき、未来創造や社会価値の創出につながる取り組みを通して、企業パーパスを“社会の中で体現”いただく。
・社会(教育機関・地域・行政など)
次世代(子どもたち)の「よりよく生きる力」を育むため、FT等の学びを特別授業などに積極的に取り入れていただく。
PAE Model
PAEを構成する3つの基盤的活動
未来を育む
子ども向けSMILEプログラムの展開
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FTを基盤とした無償の学び・
体験機会の提供
未来を支える
大人向けのFT普及活動
—
講演、読書会、出版などを
通じた学びの場の提供

Partnership
PAE共創パートナーシップ
PAEのパートナーシップは、従来の「スポンサーシップ」とは異なります。
企業の皆さまには、“パーパスをともに実践し、社会に届けていく仲間” としてご参画いただき、未来社会をともに創っていく——そんな新しい共創モデルです。
支援する/されるという一方向の関係ではなく、
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PAEが大切にする価値観
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パートナー企業の皆さまが大切にされている価値観・パーパス
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それらを未来世代へつなぐ活動
これらを相互に重ね合わせながら、一緒に形にしていく関係性です。
PAEが目指すのは、「パーパスを実現していく環境を、企業の皆さまと協働で生み出していくこと」。
企業の皆さまとともに、パーパスが自然に表現され、価値として社会に還元される場を共創していく。
それが、PAEの共創パートナーシップです。
PAE共創パートナーシップの基本理念
01
排他ではなく、“共創”
PAEは、従来の「1業種1社」のエクスクルーシブスポンサー方式を採用していません。
同じパーパスに共鳴する複数の企業が、ともに参加できるオープンな構造を大切にしています。
競合するのではなく、未来世代のために並び立ち、価値をともに創り出す“共創者”として関わること。
これがPAEの根底にある思いです。
02
企業・現役世代・未来世代・
社会が豊かになる「四方良し」
PAEのパートナーシップは、以下の“4者すべて”が豊かになる関係性を目指しています。
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企業様: 自社のパーパスを社会に示し、実現する場として
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現役世代: 働く喜びや、生き方のしなやかさを取り戻す場として
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未来世代: これからの時代を生き抜く力を育む場として
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社会全体: 価値が循環し、望ましい未来へと自然に向かっていく場として
PAEは、この4者が育んできた価値が自然に交わり、互いに影響を与えながら広がっていく——そんな豊かな循環が続く社会の実現を目指しています。
03
企業のパーパスを実現する
“実装の場”であること
PAEが企業の皆さまにお届けしたいのは、費用対効果のみを追求する “スポンサー枠” ではありません。
PAEモデルのさまざまな活動を、企業の皆さまが「企業パーパスを社会の中で体現する場」として活かしていただくこと。
その実現に向け、私たちは企業の皆さまのパートナーとして努力し、企業様からのご参画・ご支援・ご協賛が、“よりよい未来をともに創り出す力” となるよう、真摯にコミットしてまいります。
















